ふと、旅に出た

ブログの内容は、空の写真だったり稀に旅行記です。

あの日から、夢に現れることがなくなっていたから。

夢の記憶が無くなる前に、記しておこうと思った。

これを書いている今も、少しずつ少しずつ夢の整理が行われて、忘れてしまっている自分が、少し悲しい。

 

実家にいた僕はばあちゃんと話していた。電話がどうやら壊れてしまった可能性があるようで、それを見ていた。ディスプレイの表示がついたり消えたりしていた。受話器を耳にやっても、ツーツー音が聞こえなかった。

その時、ばあちゃんの隣にもその人はいたんだった。直せるか、まぁ無理だろうなと僕と話した。

その時、僕はこの瞬間を夢だとは認識していなかった。

電話機のケーブル抜き差しを行っても復旧しなかった。受話器を変えてもダメだった。電話機を変えたら普通に普通に使えたので、元の電話機がやはり、何かしら異常有り。

 

ばあちゃんはしきりに何かを言っているが、壊れたもんは直せない。素人の僕じゃ切り分けだったり、キヒモを成端するしかできないよ。

隣にいる人は納得していた、「そうか。」と。

 

父親に呼ばれた。

どうやら今日は休日だったらしい。

 

父親の前に行くと、なんでお前全裸なんだと言われた。フルチンだったらしい。そこで恥ずかしくて目が覚めた。

 

起きた時、変な夢やったな。なんで俺フルチンだったんだ?と可笑しかった。夢を思い返してみる。

電話機の故障は現実でもあったなぁ~と思った。そのときはキヒモの抜き差しで復旧できたけれど、今回は本当にぶっ壊れていたみたいだった。

じいちゃんはなんでも直せるから、じいちゃんなら直せるんじゃないかって思った。

そのときに気づいたのだった。じいちゃん、もとい祖父がもう半年以上も前にいないのだということを。

僕はよく、夢を見る。もちろん起きたらすぐに忘れてしまうけれど、中には忘れない夢もある。だから、今日の夢は驚いた。あの日から祖父が夢に出てきたことなんて無かったから(忘れているだけかもしれないけど)

自分の記憶の中だけの祖父でしかないけれど、今日の夢は嬉しかった。でも、それ以上に二度と会えない、会話ができないんだと再び叩きつけられた。

僕は実家では親と、祖父祖母と暮らしていた。僕が一番、祖父と仲が良かった。そしてよくお世話にもなった。一緒に住んでいた人が亡くなったのは、初めての経験だった。

 

だから、半年以上経った今も、実家に帰った時の違和感をぬぐえない。祖父がいない違和感を。

 

 

夢は、儚いなぁ。