ふと、旅に出た

ブログの内容は、空の写真だったり稀に旅行記です。

ふと、旅に出た【和歌山の旅 その6】

ふと、旅に出た【和歌山の旅 その1】www.esoragoto-time.net

前回の続きになります。

バスで移動

先ほどまでポツポツと降っていた雨は、いつの間にか土砂降りになっていた。

叩きつけるような雨がバスの運行や電車を妨げるのでは?と思うくらい、酷い雨だった。

Mは、このまま紀伊田辺駅まで向かえばいいのでは?という提案をした。

しかし、このバスは紀伊田辺駅まで向かうバスなのだろうか。バスの路線図はあるのだけれど、『田辺駅』としか書かれていない。

おそらく、紀伊田辺駅のことなんだけれども、僕たちは和歌山の人間ではないし、もしかしたら田辺駅は『紀伊田辺駅』ではないかもしれない。

白浜駅に着いたら一度運転手に聞いてみることになった。

 

 

雨はますます勢いを強めた。

ああ、もうこりゃ明日は友ヶ島は無理だわ、どうしよう、というか電車動くのこれ...と不安になり、明後日からの仕事のことを考え出して気分が落ち込んだ。

行く手を遮るかのような雨を眺めつつ、気づけば白浜駅。運転手に確認を取ったところ、『田辺駅』は『紀伊田辺駅』で問題なかった。今乗っているバスで行けるらしい。

再び席に座り込み、一息つく。なんとか紀伊田辺駅まで着けそうだ。あとはのんびり待とう。

アルティエホテル

www.altierhotel.com

紀伊田辺駅。ようやく着いた。雨が降りしきる中、グーグルマップを駆使しつつアルティエホテル紀伊田辺へと向かう。

幸いにも商店街には屋根があった為、途中までは濡れずに済んだのだった。

交差点まで到達。これ以降屋根がなく、ずぶ濡れになるのは必至であった。

さらに、屋根が無くなった途端、雨風が強まった。台風の真っ只中に直面しているかのようだった。なんの嫌がらせだよコレ...

うだうだしてても拉致があかないので、青信号になった瞬間、走り出して建物のところどころにある屋根へと移っていく作戦を決行する。小学生みたいだ。

案の定、ずぶ濡れでアルティエホテル紀伊田辺へ到着した。

テルマンからお疲れ様でしたという労いの言葉とタオルを頂いた。

爽やかイケメンなホテルマンだこと!お仕事だから丁寧にしているのは分かっているんだけれど、やっぱり気持ちがいい。好印象です。ウホッいい男!

タオルで身体を拭きつつ、チェックインを済ました。その後、紀伊田辺周辺のカラーマップと、アルティエホテルのスタッフが作ったであろう白黒の周辺マップを頂いた。

部屋はカードキーで開くシステムのものだった。

各自、6時半頃まで休憩を行う。

タオルで身体を拭いたにしても、身体は冷えたままだし、三段壁の潮風や雨風で身体はべたついているし、何より風邪でも引いたら大変だ。シャワーを浴びて心身ともにリフレッシュしなければ。できれば湯船に浸かっていたいけれど。

時刻は6時半を過ぎたあたり。のんびりのんびり身支度を済ませて、Mの部屋の扉を叩く。

数秒してMが現れた。準備途中だった。少しの間待って、Mは部屋から出てきた。オートロック式の為、部屋は施錠された。

お財布はちゃんと持ったか、カードキーは持ったかと聞いたら、えっ!という発言とともにMは慌てふためいた。まさかまさかのカードキーを部屋に忘れてしまったらしい。

まぁ、よくあることだな。

フロントへ移動し、事情を説明。

Mとホテルマンは部屋を開けにいく。その間、ホテルのロビーにあった張り紙に目を通していた。ここら辺は居酒屋が多く(事前に調べていたけれど)、アルティエホテルの名前を出すと1品追加できたり、何かサービスがあるらしい。僕は心の中でサービスのある居酒屋へ行くことに決めた。

Mが戻ってから、どの居酒屋へ行くか張り紙を見ながら決めていた。

悩んでもあれなので、先ほどのチェックインを行ったホテルマンにおすすめはどれかと聞いてみた。
候補として決まったのは、居酒屋 徳乃味処 みや路紀州魚介庵かんてき の3つである。他にもあったのだけれど、残念ながら本日は日曜日で定休日のところもあり、候補として挙げられなかった。

 

ここでもホテルマンは仕事をする。この仕事はどこまでも気が利く人でないと務まらないだろう。どれも人気の居酒屋であるため、今から直接向かっても満席の可能性があるから電話をして確認します、と素晴らしい提案をして頂いた。本当に助かります。

どちらのお店に電話をするか尋ねられた。

正直どこでも良かったので、適当に徳乃と答えた。残念。徳乃は満席でした。

続いて、みや路。こちらも満席。まじかよお、次も満席なんじゃないだろうなぁ...と不安になる僕たち。ホテルマンも少し焦りの色を見せた。

残ったお店、かんてきへ電話。こちらは空いているらしい。
すぐさま行くことにした。助かりました。雨が降っているので傘も貸していただき、先ほどもらったマップに場所に記してもらい、出発!

外は、傘をささないでいるとちょっと濡れて微妙な感じで、傘をさすと雨が降っているように感じられない、中途半端な雨だった。要約すると、小雨だ。

マップを確認しながら進んでいった。細い路地に曲がらなければいけないところを、素通りしてしまったことを除けば、概ね迷わずに行けただろう。あっはっは。

細い路地を進んでいき、ようやく『かんてき』へたどり着いた。さぁ、お食事といきますか!

 

続きます。